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覧客

らんきゃく
名詞
1
標準
文例 · 用例
覧客たちの、そんな嘆声に接して、私は二階で仕事がくるしく、ごろり寝ころんだまま、その天下第一のながめを、横目で見るのだ。
太宰治 富士に就いて 青空文庫
支那でおいしい所謂支那料理を食べているのは、少数の支那の大金持か、外国の遊覧客だけです。
太宰治 惜別 青空文庫
ここのバスの女車掌は、遊覧客のために、格別風景の説明をして呉れない。
太宰治 富嶽百景 青空文庫
秋になると都会の各地から遊覧客がやって来る。
黒島傳治 小豆島 青空文庫
覧客や病人の眼に触れ過ぎて甘ったるいポートワインのようになってしまった海ではない。
梶井基次郎 海 断片 青空文庫
覧客相手の贅沢品屋は防火扉をおろしてまだ深々と眠って居た。
岡本かの子 ドーヴィル物語 青空文庫
真夏でもここまでの遊覧客はさして見えないらしい。
北原白秋 日本ライン 青空文庫
夏でもここまでの遊覧客はさして見えないらしい。
北原白秋 木曾川 青空文庫