熊野参詣
くまのさんけい
名詞
標準
pilgrimage to the three main Kumano shrines
文例 · 用例
この他に熊野参詣の街道にただ一つむかしの熊野の景色の一斑を留めたる大瀬の官林も、前年村民本宮に由緒ありと称する者に下げ戻されたり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
↓ ┌歌念仏 ┌念仏 妻は┤浄るり 夫は┤ └歌説経 └説経4 熊野参詣。
— 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 『小栗判官論の計画』 青空文庫
宴曲の「熊野参詣」と言ふ道行きぶりに、道順が手にとる様に出てゐる。
— 折口信夫 『信太妻の話』 青空文庫
熊野参詣 危険な旅もいつか終りに近づいて、岩田川に着いた。
— 第十巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
此れに類似の本生譚は今昔物語等にも多く見受けられるけれども、天王寺海浜の蛤と云い、熊野参詣の馬と云い、いかにも高野の上人の前生にふさわしい。
— 谷崎潤一郎 『覚海上人天狗になる事』 青空文庫
――その義朝の孤立を誘って、彼の武力と、一部の不平とが結合を見たとき、藤原|信頼や惟方等の、反信西派の一群が、清盛の熊野参詣の留守に乗じ、その陰謀を表面化しました。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
作例 · 標準
古代から中世にかけて、上皇から庶民に至るまで多くの人々が熱心に熊野参詣を行った。
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険しい熊野古道を歩きながら、かつての巡礼者たちが抱いたであろう信仰の深さに思いを馳せる。
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熊野参詣の道中、道端に立つ王子社で旅の安全を祈りながら一休みした。
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