中敷
なかじき
名詞
標準
insole
文例 · 用例
泥濘のひどい道に古靴を引きずって役所から帰ると、濡れた服もシャツも脱ぎ捨てて汗をふき、四畳半の中敷に腰をかけて、森の葉末、庭の苔の底までもとしみ入る雨の音を聞くのが先ず嬉しい。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
五 朝二階の寝間の床の上で目をさまして北側の中敷窓から見ると隣の風呂の煙突が見える。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
年中敷きっぱなした蒲団をめくると、青い黴がべったりと畳にへばりついていた。
— 織田作之助 『道』 青空文庫
* 秋晴れの午後二階の病床で読書していたら、突然北側の中敷窓から何かが飛び込んで来て、何かにぶつかってぱたりと落ちる音がした。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
午前中は風通しのいい中敷きなどに三毛と玉が四つ足を思うさま踏み延ばして昼寝をしているのであった。
— 寺田寅彦 『ねずみと猫』 青空文庫
叔母の跫音だけには何時も注意を置いていたが、その叔母ももうとうに寝ていることが判っているので、ほとんど持ち前の暢気をさらけ出して眼をつむってとりとめのないことを考えてみたり、時とするとすこし開けてある中敷の障子の間から外の方を見たりした。
— 田中貢太郎 『岐阜提燈』 青空文庫
白い犬の姿はゆっくりと背延びをするように体をのびのびとさしたが、やがて歩きだして中敷の前を掠めて裏門の方へ往った。
— 田中貢太郎 『岐阜提燈』 青空文庫
彼は起ちあがって中敷の障子を体の出られるぐらいに開け、そこからそっと庭へおりて、裸足のままで冷びえした赭土を踏んで往った。
— 田中貢太郎 『岐阜提燈』 青空文庫
作例 · 標準
ランニングシューズの中敷が擦り切れてしまったので、新しいものに交換した。
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この中敷はクッション性が高く、長時間歩いても疲れにくい。
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足のサイズに合わせて、中敷をカットして使う。
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標準
rug
作例 · 標準
ソファの前に、肌触りの良い中敷を敷いた。
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冬は床が冷えるので、中敷を敷くと暖かい。
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ペットが滑らないように、フローリングに中敷を置いた。
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