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教令

きょうれい
名詞
1
標準
文例 · 用例
木村伊勢領内一揆|蜂起の事は、氏郷から一面秀吉ならびに関東押えの徳川家康に通報し、一面は政宗へ、土地案内者たる御辺は殿下の予ての教令により出陣征伐あるべし、と通牒して置て、氏郷が出陣したことは前に述べた通りであった。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
窓際の硝子蓋の裡に天正十五年の禁教令出島和蘭屋敷の絵巻物、対支貿易に使用された信牌、航海図、切支丹ころびに関する書類、有名なフェートン号の航海日誌、ミッション・プレス等。
宮本百合子 長崎の印象 青空文庫
鎖国禁教令しかれて以来この村に血を流した殉教者の数はおびただしい。
永井隆 ロザリオの鎖 青空文庫
(23)天主教徒の祖先崇拜の儀式に對する態度は、千七百四年のローマ教皇 Clement 十一世の教令(〔De'cret〕)やそれを確保した Benedict 十四世の勅書(Bulle)によつて一定されたが、耶蘇教徒の態度は、必ずしも一定して居なかつた。
桑原隲藏 支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道 青空文庫
供養有闕と云ふのは親に十分の御馳走をすべきであるのに、それを十分にしないと云ふことになりますが、唐律の※訟律の方で見ますると、諸子孫違犯教令
桑原隲藏 支那の古代法律 青空文庫
如水は高山右近のすゝめで洗礼を受け切支丹であつたが、之も秀吉への迎合から、禁教令後は必ずしも切支丹に忠実ではなかつた。
坂口安吾 二流の人 青空文庫
行長はその斬罪の最後の日に到るまで極めて誠実なる切支丹で、秀吉の禁教令後は追放のパードレを自領の天草に保護して布教に当らせ、秀吉と切支丹教徒の中間に立つて斡旋につとめ、自らの切支丹たることをついぞ韜晦したことがなかつた。
坂口安吾 二流の人 青空文庫
切支丹を韜晦せずにはゐられない危険な立場にゐたのであつたが、行長とても、多少の寵は禁教令の前に必ずしも身の安全の保証にはならぬ。
坂口安吾 二流の人 青空文庫