奴め
やつめ異読 しゃつめ
名詞
標準
fellow
文例 · 用例
「庄太の奴め、そそくさして、蚊いぶしを忘れて出て行きゃあがった。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
行者の奴め、なかなかうまく考えたもんですよ」「むむ」と、半七は又かんがえた。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
趙再思は仕方なしに俟っていると、暮方になって漸く季は出て来て、余怒なお色にあるばかりで、「自分に方鼎を売付けた王廷珸という奴めは人を馬鹿にした憎い奴、南科の屈静源は自分が取立てたのですから、今書面を静源に遣わしました。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
目※連 ――阿難の奴め、すっかり弱りきった。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
しかも、のうのうと居睡りくさって、何処に、馬の通るを知らぬ婦があるものか、野放図な奴めが。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
蜘蛛の奴めも、殿樣の方には遠慮したと見えて、御家來の顏へ※を掛けやがつた。
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
晃、晃と呆れた奴めが。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
姉弟が心ひとつにして、馬盜人のかたきの奴めを……。
— 岡本綺堂 『佐々木高綱』 青空文庫
作例 · 標準
「あの奴め、またいたずらをして!」と母が小言を言った。
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おや、奴め、ずいぶんご機嫌なようじゃないか。
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「こら、奴め!そんなことをしてはいけないぞ」と祖父が孫を嗜めた。
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標準
he
作例 · 標準
「全く、奴めはいつもそうだ」と彼は呆れたように呟いた。
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奴めがまた新しいことを始めたらしい、と仲間内で噂になった。
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「奴めは本当に懲りないな」と友人が苦笑いした。
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