べった
べった
名詞
標準
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文例 · 用例
夜光虫は私たちに一言の挨拶もせず、溶けて崩れるようにへたへたと部屋の隅に寝そべった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
足と、頭の痛さとが、私を、私と同じ量の血にして橋板へ流したように、そこへ、べったりへたばらしてしまった。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
まっ白な、あのさっきの北の十字架のやうに光る鷺のからだが、十ばかり、少しひらべったくなって、黒い脚をちぢめて、浮彫のやうにならんでゐたのです。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
すると黄と青じろとまだらになって、なにかのあかりのやうにひかる雁が、ちゃうどさっきの鷺のやうに、くちばしを揃へて、少し扁べったくなって、ならんでゐました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
さっきも一遍云ったのだがもう一度あの禿の所の平べったい松を説明しようかな。
— 宮沢賢治 『台川』 青空文庫
二人は甲羅干の風をしながら水着のまま並んで砂の上に寝そべった。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
園子は朝起ると、食事前に鏡台の前に坐って、白粉をべったり顔にぬった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
二人が話している傍へ、通訳が、顔の平べったい、眉尻の下っている一人の鮮人をつれて這入って来た。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
作例 · 標準
かけっこで「べった」になってしまい、悔しくて涙が出た。
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テストの結果がクラスで「べった」だったが、次は頑張ろうと思う。
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じゃんけんで負けて「べった」の彼が、みんなの荷物を持つことになった。
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