伝助
でんすけ異読 デンスケ
名詞
標準
roulette-like street gambling
文例 · 用例
吉井の伝助は、無筆だったので、彼は仲よしの才助に、小声で耳打ちしながら、代筆を頼んだ。
— 菊池寛 『入れ札』 青空文庫
「なにしろ御承知のように零落して居りまして、雇人と申しては年とった小間使お種と、雑用の爺や伝助とだけです。
— 烏啼天駆シリーズ・5 『すり替え怪画』 青空文庫
伝助も東京へ使にやって誰もおらん。
— 永井荷風 『つゆのあとさき』 青空文庫
」と老人は立ったまま腕を拱いて嘆声を発したが、裏木戸の方に音のするのを聞きつけ、「伝助が帰って来たらしい。
— 永井荷風 『つゆのあとさき』 青空文庫
「義士伝」の倉橋伝助が、まだ長谷川金次郎といって飲む打つ買うの三道楽であった時分、江戸を食いつめて、落ちゆく先も御多分に洩れず、木更津だったと覚えている。
— 正岡容 『随筆 寄席囃子』 青空文庫
上杉征伐に功のあった三河の鈴木伝助の裔で、榊原に仕えて代々|物頭列を勤めてきたが、伝内は神田お玉ヶ池の秋月|刑部正直の高弟で義世流の達人であり、無辺無極流の槍もよく使うので、先代政祐のとき、番頭兼用人に進んで役料とも七百石を給わるようになった。
— 久生十蘭 『鈴木主水』 青空文庫
めぼしいものは町役人に預け、小僧の要吉は傷が癒ったばかりで、下女のお留の外に、伝助という中年男と一緒に、淋しく留守をしております。
— 金蔵の行方 『銭形平次捕物控』 青空文庫
「お前は伝助といいなさるんだね」「ヘエ――」「どんな係り合いなんだい」「旦那がいらっしゃる頃から、チョイチョイお手伝いに参りました」「商売の方をか?
— 金蔵の行方 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
路地裏では、時折、伝助に興じる男たちの声が聞こえてきた。
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若い頃、彼は伝助で一攫千金を夢見ていた時期があった。
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昔の映画には、伝助で賑わう夜の闇市が描かれていることがある。
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標準
portable tape-recorder (used by reporters)
作例 · 標準
記者は、胸ポケットから伝助を取り出し、インタビューを録音し始めた。
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あのベテラン記者の伝助には、数々のスクープが記録されているはずだ。
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昔のテレビ番組では、伝助を片手に取材するレポーターの姿がよく見られた。
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