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島船

しまぶね
名詞
1
標準
文例 · 用例
勝浦、法木の島船、小船、浦の真船の出鼻を見れば、姐も妹も皆乗り出して、艪をおし押し、にまきの先に、おせなおせなとさぶかぜ通れば、凪もいし、かつまを通れば、せじた宵烏賊、せがらし宵烏賊、ながせながさき流れて通れば、風は南風で、下り帆が早い、おしゃく沖から錨を下ろす。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
「その飼主は一貫文の科料、猿公は世間をさわがしたという罪で遠島、永代橋から遠島船に乗せられて八丈島へ送られました。
半鐘の怪 半七捕物帳 青空文庫
これで三甚は思いも寄らない手柄をしたのですが、自身番へひかれて行った時に、金蔵はたいそう口惜しがって、どうでおれは遠島船を腰に着けている人間だから、遅かれ早かれ御用の声を聞くのは覚悟の上だが、いざお縄にかかるという時には、江戸で一、二といういい顔の御用聞きの手に渡る筈だ。
廻り燈籠 半七捕物帳 青空文庫
郭外サン・ジェルマン――街――番地四階へ来訪されたし」「どうしてその男が船員で、マルタ島船舶の乗組員だということが、君にわかったかね?
THE MURDERS IN THE RUE MORGUE モルグ街の殺人事件 青空文庫
ところで、もしこのリボンから僕がそのフランス人をマルタ島船舶の乗組員だと推理したことがまちがっているとしてもだ、広告にああ書いても少しも差支えはないよ。
THE MURDERS IN THE RUE MORGUE モルグ街の殺人事件 青空文庫
――遠島船の船印だ。
遠島船 顎十郎捕物帳 青空文庫
「やア、遠島船だ」「畜生、縁起でもねえ」「寄るんじゃねえ、寄るんじゃねえ」「平吉めら、どこに眼のくり玉をくっつけていやがる。
遠島船 顎十郎捕物帳 青空文庫
鰹船の禁物は第一は遠島船
遠島船 顎十郎捕物帳 青空文庫