幻辞.com

炭坑

たんこう
名詞
1
標準
文例 · 用例
炭坑夫をしたり、刑務所の内を潜つたり、しながら、東京へ流れついて、私たちのグループに入つた。
葉山嘉樹 遺言文学 青空文庫
生命のあらゆる危難の前に裸体となって、地下数千尺で掘られた石炭は、数万の炭坑労働者を踏み台にして地上に上がって来た。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
二四 北海道万寿炭坑行きのボイラー三本を、万寿丸は、横浜から、室蘭への航海に、そのガラン洞の腹の中に吸い込んだ。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
炭坑主は、自分の炭坑が、ガス爆発をした時に、五百人の男女工が、坑内で蒸し焼きにされていることには、決して驚かないのだ。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
三田子爵は、この汽船会社と、その炭坑との社長だった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
それは炭坑の底に働いている坑夫に、天気が晴れているのか暴れているのかが分らないのと同様である。
寺田寅彦 さまよえるユダヤ人の手記より 青空文庫
高等学校時代のある冬休みに大牟田炭坑を見学に行った時のことである。
寺田寅彦 青空文庫
満鉄ヤ撫順炭坑カラ諸君ハ一文デモ利益ヲ得タカ。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫