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とろん

とろん
副詞-と
1
標準
appearing drowsy or intoxicated (of eyes, actions, etc.)
文例 · 用例
と、その視線がまた左手を執つてゐた助手の背後にゐる看護婦長の、盛りを過ぎた女の、とろんと濁つた眼とぶつかつた。
南部修太郎 疑惑 青空文庫
」と、とろんとして來た眼を見張りながら、私は水島君の視線の行手を追つた。
南部修太郎 ハルピンの一夜 青空文庫
赧らんだその顏には、血走つた、憂欝な感じの眼がとろんと据わつてゐた。
南部修太郎 ハルピンの一夜 青空文庫
煤けた天井から、よれよれになつた電線を引いて、傘もない塵芥だらけの電燈の球が黄色い光をとろんとあたりへ投げてゐた。
南部修太郎 ハルピンの一夜 青空文庫
あれは、私が小学校にあがって間もなくのことでございますから、どうせ幻燈のようにとろんと霞んでいるに違いございませぬ。
太宰治 青空文庫
」 雪は、酔っぱらったらしく、とろんとした眼をうっとり細めた。
太宰治 断崖の錯覚 青空文庫
野鼠はいかにも疲れたらしく、目をとろんとして、はぁあとため息をついて、それに何だか大へん憤って出て来ましたが、いきなり小さなゴム靴をカン蛙の前に投げ出しました。
宮沢賢治 蛙のゴム靴 青空文庫
主人は最後の酒杯をじっと見ていたが、その目はとろんこになって、身体がふらふらしている。
国木田独歩 郊外 青空文庫
作例 · 標準
お酒を飲んで、彼女の瞳がとろんとしてきた。
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疲れているのか、子供はとろんとした目で私を見つめていた。
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暖かい部屋でくつろいでいると、だんだんとろんとして眠くなってくる。
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