釈する
しゃくする
動詞
標準
文例 · 用例
そういう訳ですから、古典を研究し古典の意味を解釈するという場合においても、昔の人がどれだけの音を聴き分け、言い分けておったかということを知るのが大切であります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
しかしながら、これまで述べたような事実、すなわち古代には今日よりも多くの音があり、それは今日の仮名では書きわけられないが、当時の万葉仮名には書きわけてあり、どんな音がどんな場合に用いられるかはちゃんと定まっているということは、古典を読んだり解釈する場合に非常に重大なことであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
それから古典の文を解釈する場合にもやはり役に立ちます。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
さすればこれは別の言葉であって、「朝にけに」の「けに」を「日にけに」の「けに」の意味に解釈することは出来ませぬ。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
しかるに最近、独自の一見識から蕪村を解釈する俳人が出、一書を著して上述の句解を反駁した。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この仮説を応用して自分の場合に当てはめてみると若い時分にはH0」は縦中横]もAも相当大きくてしかも H0 - A がほぼKに等しかった、しかし年を取ってある時期以後H0」は縦中横]が著しく減って H0 + A = K に近くなったという風に解釈すると一応の説明がつきそうである。
— 寺田寅彦 『五月の唯物観』 青空文庫
またいわゆる震度の分布という問題についても地質学上の見地から見ればいわゆる「地盤」という事をただ地質学的の意味にのみ解釈する事は勿論の事である。
— 寺田寅彦 『地震雑感』 青空文庫
少なくも仮りに私が机の上で例えば大根の栽培法に関する書物を五、六冊も読んで来客に講釈するか、あるいは神田へ行って労働問題に関する書物を十冊も買い込んで来て、それについて論文でも書くとすればどうだろう。
— 寺田寅彦 『鸚鵡のイズム』 青空文庫