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法世

ほうせい
名詞
1
標準
文例 · 用例
九十二册の内初めの二十三册は破邪之卷、第二十四册は法世之卷、第二十五册は眞道哲論、第二十七册以下は皆顯正之卷となつてゐた。
狩野亨吉 安藤昌益 青空文庫
彼は自ら此窮極的なる問題を提出し、其解決を求めんがため博く深く考察を運らし、是を法世に囚れたる人に聞くを欲せず、人皇時代を通拔け、神代を突破し、遂に原始時代に突貫したものである。
狩野亨吉 安藤昌益 青空文庫
彼が茲に氣付いた時に靜に法世を棄てようとの決心を定めた。
狩野亨吉 安藤昌益 青空文庫
最早彼は法世に生息し法世を有難く思うてゐる人達を罵倒したり相手にしたりする遑がない。
狩野亨吉 安藤昌益 青空文庫
寧ろ法世其物を棄てなければならないのである。
狩野亨吉 安藤昌益 青空文庫
批評し去り批評し盡し何等採るべきところなしと見て、安藤は遂に法世其者を棄てようと決心し、棄て得る限りの總ての物を棄て去つた所で、尚且つ棄てようとしてもどうしても棄てられない物が殘つた。
狩野亨吉 安藤昌益 青空文庫
安藤は既に法世の思想を棄てると力み、虚無主義に立つたこと故、彼は自然其儘を直觀しようと勉めた。
狩野亨吉 安藤昌益 青空文庫
第二に諧謔の餘裕を持つてゐた證據として、法世之卷全體を提擧する。
狩野亨吉 安藤昌益 青空文庫