間尺
けんじゃく異読 ましゃく
名詞
標準
measuring rope with 'ken' (182cm) marked
文例 · 用例
それで、もしもわれわれの身辺の現象の時間尺度がわれわれの「生理的時間」の尺度に対して少しでもちがったら、実にたいへんなことになるのである。
— 寺田寅彦 『映画の世界像』 青空文庫
おもちゃにされるのが不愉快じゃないが、それですまされたのでは間尺に合わない。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
面の長さは三|尺ばかり、頤の痩た眉間尺の大額、ぬつと出て、薄霧に包まれた不氣味なのは、よく見ると、軒に打つた秋祭の提灯で、一|軒取込むのを忘れたのであらう、寂寞した侍町に唯一箇。
— 泉鏡太郎 『月夜』 青空文庫
人ごとだけれども、眉間尺と較べると嘘のやうだ。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
お前も間尺に合はんと思ツてゐるだらうが、俺も充らんさ。
— 三島霜川 『青い顏』 青空文庫
醜女が情人を探しはしめえし、もう出来たよで断られちゃ、間尺に合うもんじゃねえ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
眉間尺 楚の干将莫邪は楚王の命をうけて剣を作ったが、三年かかって漸く出来たので、王はその遅延を怒って彼を殺そうとした。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
莫邪の妻は男の子を生んで、その名を赤といったが、その眉間が広いので、俗に眉間尺と呼ばれていた。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
作例 · 標準
「大工さんは、昔ながらの間尺を使って、柱の長さを測っていた。」
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「この骨董品店には、時代を感じさせる間尺や曲尺などの道具が並んでいる。」
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「歴史資料館で、江戸時代の建築に使われた間尺の実物を見た。」
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