千思万考
せんしばんこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
deep meditation
文例 · 用例
存命していても二葉亭はやはりとつおいつ千思万考しつつ出遅れて、可惜多年一剣を磨した千載の好機を逸してしまうが落であるかも解らん。
— 内田魯庵 『二葉亭追録』 青空文庫
それも厭なりこれも厭なりで、二時間ばかりと云うものは黙坐して腕を拱んで、沈吟して嘆息して、千思万考、審念熟慮して屈托して見たが、詮ずる所は旧の木阿弥。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
この時|千思万考佳句を探るに、天の川の趣は終に右三句に言ひ尽されて寸分の余地だもなき心地す。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
千思万考、推敲百遍、竟に一辞をも見出す能わずしてその筆を投じてしまった。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
火球の下には更に雲煙の層ありて、その下に火焔|漲りたり、千思万考するも、その何たるかを知るに苦しむ、最初ニコライ塔上の窓硝子の火に輝くものならんかと考えしも、それにしては余りに高く、いかに見積るもニコライの丘上に更に丘と塔とを置きたるほどの高さなり。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫
作例 · 標準
長年悩んできた問題の解決策を、彼は千思万考の末に見つけ出した。
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禅僧は、静寂の中で瞑想し、宇宙の真理について千思万考を巡らせる。
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「人生の岐路に立っているんだ。今こそ、千思万考する時だ。」と彼女は自分に言い聞かせた。
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