芭蕪
芭蕪
名詞
標準
文例 · 用例
芭蕪翁のわが詠み捨てた句は、一つとして辞世ならざるはなしの徹底芸術精神は、学んで到り得るにあらねども、一|順礼の最後の足跡までに、印をつけておいた。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
表紙に芭蕪の葉を画けるにその画|拙くしてどうやら蕪の葉に似たるやう思はる。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
芭蕉の春もやゝけしきとゝのふ月と梅 芭蕪なども時代の上よりいへば月並調の一語を以て評し去ること気の毒なれど今日より見れば無論月並的の句なり。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
芭蕪、蕪村、凡兆、子規、碧梧桐と数へて来ても、皆、壮年期に俳句精神と格闘してゐたのである。
— 室生犀星 『俳句は老人文学ではない』 青空文庫