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文華

ぶんか
名詞
1
標準
文例 · 用例
故に礼儀文華のいまだ開けざるはもつともの事なり。
太宰治 津軽 青空文庫
「礼儀文華のいまだ開けざるはもつともの事なり。
太宰治 津軽 青空文庫
われわれは、更に一歩を進めて、当時の東北蕃族は皇化東漸以前に、大陸との直接の交通に依つて得たる文華の程度が、不充分なる中央に残つた史料から推定する如く、低級ではなかつたことを同時に確信し得られるのである。
太宰治 津軽 青空文庫
日本の文華が小さく完成して行きづまつてゐる時、この津軽地方の大きい未完成が、どれだけ日本の希望になつてゐるか、一夜しづかに考へて、などといふとすぐ、それそれそんなに不自然に肩を張る。
太宰治 津軽 青空文庫
文華峠の突角すら、魔女の髮のやうに亂れた初夏の雲の一部かと思はれる程朧ろである。
有島武郎 潮霧 青空文庫
事実、こうした江戸文華の裡面の秘密を握って、喰って行く商売人が非常に多かったのである。
夢野久作 街頭から見た新東京の裏面 青空文庫
後世からは、和歌連歌に男女想思の情を通わして、日もこれ足りないように当時の文華に酔うていたと思われる王朝時代の人人も、そうした地震に脅かされる傍、火に脅かされ、風に脅かされた。
田中貢太郎 日本天変地異記 青空文庫
雲林筆と称へる物は、文華殿にも三四|幅あつた。
芥川龍之介 支那の画 青空文庫