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ぷいと

ぷいと異読 ぷいっと
副詞
1
標準
suddenly in a bad mood
文例 · 用例
蜻が傘にとまっていたのが外のとんぼと喰い合って小溝へ落ちそうにしてぷいと別れた。
寺田寅彦 鴫つき 青空文庫
おれはぷいと外へ出た。
宮沢賢治 あけがた 青空文庫
」 小川は、なお、一と時、いかつい眼つきで源作を見つめ、それから怒っているようにぷいと助役の方へ向き直った。
黒島傳治 電報 青空文庫
何という不作法な仲居さんだろうか、と私はぷいと横をむいたままでいたが、あ、お勘定が足りないのだとすぐ気がつきハンドバックから財布を出して、黙ってあの人の前へおしやり、ああ恥かしい、恥かしいと半分心のなかで泣きだしていた。
織田作之助 天衣無縫 青空文庫
自分は急いで夕餐を濟まして、箸を投出すと直に、螢籠をぶらさげて、ぷいと家を飛出すのであツた。
三島霜川 水郷 青空文庫
周三は耐らず嫌な氣持がしたので、ぷいと立起ツて二階へ歸らうとする………と格子の外に据ゑてある花屋の籠に、花といふ花が温い眞晝の日光を浴びて、凋むだやうになツて見えるのが瞥と眼に映ツた。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
ぷいと窓から出てゆく)妹  今晩はいろいろな人が来るわね。
――学芸会のための一幕劇 ラムプの夜 青空文庫
栄蔵はしばらくお父さんが、うしろに閉めた襖を見つめてゐたが、急に踵を返すと、ぷいと家を出ていつた。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
作例 · 標準
「もう知らない!」と彼女はぷいと横を向いて、それ以上口をきこうとしなかった。
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遊びを切り上げようと言うと、息子はぷいとへそを曲げて自分の部屋に行ってしまった。
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「せっかく誘ったのに、ぷいと顔を背けるなんて失礼だよ」と彼は少し気分を害した。
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2
標準
abruptly
作例 · 標準
彼は何の前触れもなく、ぷいと故郷を離れて都会へ行ってしまった。
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散歩の途中で、犬は何かを見つけたのかぷいと歩く方向を変えた。
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賑やかだった宴会も、主役がぷいと席を立つと、急に潮が引くように静かになった。
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