相似る
あいにる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to resemble each other
文例 · 用例
父のそのときの軽い苦笑には、相似るものをなつかしむと同時に嫌厭する遣る瀬ない気持が陰になって唇を掠めたのを覚えております。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
鶯を飼ひて其声を楽しむ者は、他の鶯の婉転の声を発する者をして側らに居らしむ、其声の相似るを以て也。
— 山路愛山 『詩人論』 青空文庫
捕えられる対象こそ差別があれ、捕えにかかる心情にはきわめて近く相似るものがある。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
四季さまざまな花があつて、おのおのの形は変るが、同じ季節のものの色調が相似るやうに、その受取り方や表現に多少の差違はあつても、同じ国土の我らの季節感はお互に一脈相通ずるもののあるのを、わたくしはこの欄の詩文に見て、当然とも、また面白いこととも思ふ。
— 佐藤春夫 『われらが四季感』 青空文庫
(b)肉体と霊魂とは互いに関係があり相似るものだという考えほど、本当らしいものはない。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
例句