法論
ほうろん
名詞
標準
doctrinal discussion
文例 · 用例
それはつまり様々の技法論が盛んで、分析的な気持が強かつたからであると思ふ。
— 中原中也 『詩壇への抱負』 青空文庫
「(前略)吾々は近代生活を唯一の文学的対象とし、そのために先づ吾々自体から旧い文学精神とその方法論を棄てる。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
しかし私の素人考えではこの方法論はかなり突きつめて研究さるべき問題のように思われます。
— 寺田寅彦 『書簡(※)』 青空文庫
しからば特殊な民族性をもった意味、すなわち特殊の文化存在はいかなる方法論的態度をもって取扱わるべきものであろうか。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
しかしながら、それは民族の存在様態としての文化存在の理解には適切な方法論的態度ではない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
およそ「いき」の現象の把握に関して方法論的考察をする場合に、我々はほかでもない universalia の問題に面接している。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
六 結 論 「いき」の存在を理解しその構造を闡明するに当って、方法論的考察として予め意味体験の具体的|把握を期した。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
しかしながら、形相的方法を採ることはこの種の文化存在の把握に適した方法論的態度ではない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
作例 · 標準
異なる宗派の僧侶たちが集まり、真理を求めて激しい法論を交わしている。
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法論の内容を記した書物を読み解き、当時の仏教界の動向を分析する。
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「さあ、法論を始めよう。どちらの解釈が正しいか白黒つけようではないか」
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ウィキペディア
法論(ほうろん)とは、仏教において、教義の異なる宗派の間で宗義の優劣や真偽をめぐって行われる論争。宗論や問答ともいう。
出典: 法論 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0