古自動車
ふるじどうしゃ
名詞
標準
used car
文例 · 用例
」 停車場のあるH町から通っている幌のガクガクした古自動車が、青白いヘッドライトを触角のように長く振りながら、一直線に村道から市街地に入ってきた。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
「ひょっとしたら、モーティは盗まれて、古自動車屋へでも売られたんではないでしょうか。
— 木内高音 『やんちゃオートバイ』 青空文庫
雷が鳴るとせいせいしていい気持ちだけれど、シボレーの古自動車なので、雨がガラス窓に叩かれるたび、霧のようなしぶきが車室にはいってくる。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
雷が鳴るとせいせいしていゝ気持ちだが、シボレーの古自動車なので、雨がガラス窓に叩かれるたび、霧のようなしぶきが車室にはいる。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
そのうえで再び署の前へとってかえし、その実、別に故障もしていない古自動車の運転台にとびのると、いそいでエンジンをかけ、走りだした。
— 海野十三 『爆薬の花籠』 青空文庫
その建物の陰に駐まっている一台の古自動車も、やはり片側だけ雪に埋っていた。
— 堀辰雄 『菜穂子』 青空文庫
彼女は東京もこんな雪なのだろうかと思いながら、駅の外で雪に埋って身動きがとれなくなってしまっているような例の古自動車をぼんやり眺めていた。
— 堀辰雄 『菜穂子』 青空文庫
菜穂子は曇った硝子の向うにそれを認めると、山の停車場のそとで片側だけにはげしく雪を吹きつけられていた古自動車を思い出した。
— 堀辰雄 『菜穂子』 青空文庫
作例 · 標準
彼は免許を取ったばかりなので、ぶつけてもショックが少ないように安い古自動車を買うことにした。
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幹線道路沿いには、手頃な価格のファミリーカーを並べた古自動車の販売店が軒を連ねている。
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長年乗った愛車を手放すため、複数の古自動車買い取り業者に査定を依頼して一番高いところを選んだ。
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