嘴管
しかん
名詞
標準
insertion tip (e.g. of a catheter)
文例 · 用例
それを見て少しかんがえていた半七は、ふところから鼻紙の畳んだのを出して、その頭を又軽く押えると、蛇は物に恐れるように首をすくませて、蒲団の上へおとなしく首を垂れてしまった。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
「毎月|二十日だそうですが、今月は師匠が風邪を引いたとかいうんで休みましたよ」「二十日というとおとといだな」と、半七は少しかんがえた。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
どういうものか、はい、御維新前まで、越前の中で、此処一山は、加賀領でござったよ――お前様、なつかしかんべい。
— 泉鏡花 『栃の実』 青空文庫
もくりと、掻落すように大木魚を膝に取って、「ぼっかり押孕んだ、しかも大い、木魚講を見せつけられて、どんなにか、はい、女衆は恥かしかんべい。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
」 べそかくばかりに眉を寄せて、「牡丹に立った白鷺になるよりも、人間は娑婆が恋しかんべいに、産で死んで、姑獲鳥になるわ。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
百姓唄逢ひたかんべ、見たかんべ、添つたらよかんべ、家に知れたらやかましかんべ、世間がわるかんべ。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
独鈷の湯からは婆様が裸体で飛出す――あははは、やれさてこれが反対なら、弘法様は嬉しかんべい。
— 泉鏡花 『山吹』 青空文庫
けれども、桂庵の手にかかるのは忌でございますし、津の国屋さんへだしぬけに出ますのも何だか変でございますから、まことに御無理を願って相済みませんが、どうかお師匠さんのお口添えを願いたいと存じまして……」「ああ、そうですか」 文字春も少しかんがえた。
— 津の国屋 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
医療現場では、薬剤の注入に適切な形状の嘴管が慎重に選ばれる。
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カテーテルの先端にある嘴管を、ゆっくりと血管内へ進めていく。
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嘴管を洗浄して再利用する際は、徹底的な滅菌処理が欠かせない。
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