割が悪い
わりがわるい
表現形容詞
標準
unprofitable
文例 · 用例
ご覧に入れるには割が悪い。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
「イヤ割が悪いどころでは無い、熔金を入れるその時に勝負が着くのだからネ。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
まだ一里ほども来ないのに、半額では少し割が悪いと思ったが、これは災難で両損とあきらめるよりほかはない。
— 岡本綺堂 『水鬼』 青空文庫
だから意気地がないというより、女はつまり男に比べて割が悪いのさね」「いけねえいけねえ、じきどうも話が理に落ちて……」と男は手酌でグッと一つ干して、「時に、聞くのを忘れてたが、お光さんはそれで、今はどこにいるの、家は?
— 小栗風葉 『深川女房』 青空文庫
資本家が、地主が、貴族が、坊主が、俺達の首っ玉を引きずって吹雪の、戦線に追いやったのではないぞ、俺達の雨脚は雪の中で石のように凍っているのに、レーニンは自動車で並木道を滑って行く、――割が悪いと、ブツブツ云う奴は恥じろ!
— 江森盛彌 『赤兵の歌』 青空文庫
尤も庄造も、女房の景気のいゝ時だけ忠実振りを発揮して、だん/\出るものが出なくなると、現金に態度を変へ、浮かぬ顔をして生返事をする癖があるのだが、結局双方から飛ばつちりを食ふ母親が、一番割が悪いことになる。
— 谷崎潤一郎 『猫と庄造と二人のをんな』 青空文庫
尤も庄造も、女房の景気のいい時だけ忠実振りを発揮して、だんだん出るものが出なくなると、現金に態度を変え、浮かぬ顔をして生返事をする癖があるのだが、結局双方から飛ばっちりを食う母親が、一番割が悪いことになる。
— 谷崎潤一郎 『猫と庄造と二人のおんな』 青空文庫
四十年前で物価が安かったにしろ、君達よりも余っ程割が悪い」「はあ」「日本人社員中のドン底さ。
— 佐々木邦 『ガラマサどん』 青空文庫
作例 · 標準
こんなに手間がかかるのに、報酬が少ないのでは割が悪い。
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いくら好きだと言っても、この条件で働くのは割が悪いよ。
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遠くまで買いに行ったのに、結局セール品が見つからず割が悪い一日だった。
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