さあて
さあて
接続詞感動詞
標準
well
文例 · 用例
さあて弱った」 大山は、頭の中が熱くなった。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
「さあてね」と天草時行、皮肉に顔をゆがめたが、「お高く買ってくださるはよい。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
……さあてところでお京様」 こういうと富士見の将右衛門、駕籠に乗っているお京の方へ、ヒョイと顔を振り向けた。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
去年はどうやら事なくてすんだが、さあて、今年はどうだやら。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
『さあて、象がもし卵で生まれるとしたら、その卵の殻はよっぽど分厚に出来ていることじゃろうな。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
叩鉦の音が揃って、声自慢の男女が集ると、有転輪廻の車より、三毒五慾の糸をだし生死のかせわのひまいらぬさあてもとうとき、おんあぼきゃ、べいろしゃの、なかもふだらに、はんどく、じんばら、はらはりたや、うん――じんばら、はらはりたや、うんが面白くて、いい気になって高音にうたった。
— 長谷川時雨 『西川小りん』 青空文庫
あるものは静かに水色のはげちょろけたルバーシカのポケットから粉煙草を出し、膝へ肱をつき熊手みたいな大きい指先でそれを巻きながら、ニキータの方は見ず、 ――へえ……さあてね。
— 宮本百合子 『ピムキン、でかした!』 青空文庫
さあて――まだまだお早うござりますゆえ、かく、お銭の集まりましたる上からは、一つ、黒船おっ払いの、お呪いとして、南玉一世一代の踊を、御覧に入れます。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
作例 · 標準
さあて、今日の仕事はこれだけだ。あとはゆっくり休もう。
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