余し物
あましもの
名詞
標準
something not needed
文例 · 用例
ドストイエフスキイやボードレエルは、多くの友人から鼻つまみにされたと言ふ話だが、一體藝術の天才といふ奴は、東西古今を通じて人づきあひが惡く、厄介な持てあましものである。
— 萩原朔太郎 『本質的な文學者』 青空文庫
この上もてあましものが俺のまはりに囓りつくには及ばないことだ。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
しかし荘子はこの樹の材質が使う段になると船材にもならず棺材にもならず人間からの持てあましものの樹であり、それ故にまた人間の斧鉞の疫から免れて自分の性を保ち天命を全うしているのだという見方をして、この樹を讃嘆するのだった。
— 岡本かの子 『荘子』 青空文庫
なかんずく堀口という落第生は全級のもてあましものだった。
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫
きみと同じように勉強するからいてくれたまえ」家来の一日「おい、内藤|正三位」 と級のもてあましもの堀口生が正三君を呼んだ。
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫
級のもてあましもの堀口生は先ごろ細井君といがみあった折り、正三君に突きたおされたのを深く根に持っている。
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫
級のもてあましものも退校届をにぎられてしまってはもうらんぼうが働けない。
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日余し物について考えている。
余し物という言葉は日本語で重要だ。
彼は余し物の意味を理解している。
この文には余し物が含まれている。