避難港
ひなんこう
名詞
標準
文例 · 用例
あれよりもずっと立派な五本|檣の帆船や大きな汽船が暴風を喰って避難港をさがしている時でも、彼船は平気なんだからね。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『ラ・ベル・フィユ号の奇妙な航海』 青空文庫
そこは、静かで落著いてはいるが気の晴れる、凉しい場所であり、不思議によく物音を反響する箇所であり、騒擾の街からの全くの避難港であった。
— 上巻 『二都物語』 青空文庫
しかしてプンタアレナスは、実にその避難港たり。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
それ等は非常に耐航性が無いといわれるが、竜骨が無いので風に向って航行することが出来ず、その結果常に海岸近く航海し、暴風雨が近づくと急いで避難港へ逃げ込む。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
賊の快速船さえも、この暴風を乗り切って、近くの避難港へたどりつくのがやっとであった。
— 江戸川乱歩 『魔術師』 青空文庫
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避難は、日本における港湾の一区分。港湾法第2条第9項において「暴風雨に際し小型船舶が避難のためてい泊することを主たる目的とし、通常貨物の積卸又は旅客の乗降の用に供せられない港湾」と定義されている。2007年4月現在、36港が港湾法施行令により避難港として指定されており、うち35港が地方港湾(それ以外の洞輪沢港は港湾管理者未設立)。昭和25年(1950年)の港湾法制定時に避難港の制度が新設された。
出典: 避難港 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0