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橋頭

きょうとう
名詞
1
標準
文例 · 用例
ITOSが火をつけたオフィスコンピューター事業の危機を乗り切るために石井善昭が陣頭指揮を取る一方で、情報処理企画室計画部長、浜田俊三は、アストラでアメリカ市場に橋頭堡を築こうと奮闘していた。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
だがIBMがこの市場に参入してきたように、本家のコンピューター部隊が急成長を遂げる分野に橋頭堡を築こうと考えることは、ごくごく自然な成り行きだった。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
左翼ファウルエリアの家が、もう一歩踏みだせば、陸上グラウンドに橋頭堡を築けるが、急な斜面と金網が、その侵攻をかろうじて阻止している。
第3章 フルサークル、1991年 45回転の夏 青空文庫
橋頭に凭りて地圖を披けば、鬼怒川の水既に幾何もあらず。
田山花袋 日光山の奧 青空文庫
われはその右岸を縫ひて疾走する事大略半里程、路傍一箇の土橋の弓の如く架りたるを見、足を佇めて仔細に橋頭を點檢すれば、旅亭の主人の如く、小さき古き一箇の路標の雜草の中に埋沒せられたるを發見す。
田山花袋 日光山の奧 青空文庫
また橋頭駅を出て汽車が細河の峡谷に入ると、碧潭の上に長大な岩床が一の奇勝を為し、普済寺が建つてゐる。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
私は橋頭駅で下りて一日を此処の探勝に費す時間の無いのを惜んだ。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
まず匹を古今に求むれば、長坂橋頭|蛇矛を横えたる張飛の一喝に近かるべし。
芥川龍之介 北京日記抄 青空文庫