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甲高い

かんだかい
形容詞頻度ランク #34622 · 青空 350
1
標準
high-pitched
文例 · 用例
その時主婦のルコック夫人が甲高い声を張上げて Elle a rougi ! elle a rougi ! と叫んだ。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
その時のおおぎょうな甲高い叫び声が狩り場の群犬のほえ声にそっくりであるのは故意の寓意か暗合かよくわからない。
寺田寅彦 音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」 青空文庫
無論そうでしょう」 ここで話が途切れて周囲がシンカンとなった……と思う間もなく昂作の足の処から甲高い子供の声が飛び出した。
夢野久作 童貞 青空文庫
」と女のやうな細い甲高い聲で言つて、私たちのはうを振りむき赤濁りに濁つた眼を絲のやうに細くし顏ぢゆうをくしやくしやにして笑つてみせた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
相変らず、甲高い声で、よくしゃべって、よく笑う。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
舞台では、長髯の豪傑が四つの金襴の旗を背中にさして長槍を振りまわし、また、半裸体の男が幾人もそろって一斉にとんぼ返りを打ったり、小旦が出て来て何か甲高い声で歌うかと思うと、赤い薄絹を身にまとった道化役が、舞台の柱にしばられて胡麻塩髯の老人に鞭でひっぱたかれたりするのだ。
太宰治 惜別 青空文庫
」とおかみさんは強気のひとらしく、甲高い声で拒否し、「売り物じゃないんだ。
太宰治 たずねびと 青空文庫
と眼でたずねたので、私は、蓮っ葉にちょっちょっと手招きして、「あのね、」下品に調子づいた甲高い声だったので私は肩をすくめ、こんどは出来るだけ声を低くして、「あのね、明日は、どうなったっていい、と思い込んだとき女の、一ばん女らしさが出ていると、そう思わない?
太宰治 皮膚と心 青空文庫
作例 · 標準
彼女の甲高い笑い声が、静かな図書館に響き渡った。
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赤ちゃんの甲高い泣き声が、夜中にアパート中に聞こえてきた。
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舞台俳優の甲高い声が、会場の隅々まで明瞭に届いた。
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老朽化した機械から、甲高い摩擦音が鳴り続けている。
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甲高い(かんだかい) — 幻辞.com