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たくる

たくる
動詞-五段-ラ行
1
標準
to pull in
文例 · 用例
」カムパネルラが、不思議さうに立ちどまって、岩から黒い細長いさきの尖ったくるみの実のやうなものをひろひました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
」鳥捕りは風呂敷を重ねて、またくるくると包んで紐でくくりました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
そしてその根株のまわりから、ある時私たちは四十近くの半分|炭化したくるみの実を拾いました。
宮沢賢治 イギリス海岸 青空文庫
湊の対応ぶりに有頂天になった相手客が、なお繰り返して湊に盃をさし、湊も釣り込まれて少し笑声さえたて乍らその盃の遣り取りを始め出したと見るときは、ともよはつかつかと寄って行って「お酒、あんまり呑んじゃ体にいけないって云ってるくせに、もう、よしなさい」 と湊の手から盃をひったくる
岡本かの子 青空文庫
ここで毎日こうして次の論文の原稿を書いていたのかと思って、その一枚を取り上げてなんの気なしにながめていたら、N教授がそれに気づくと急いでやって来て自分の手からひったくるようにそれを取り上げてしまった、そうしてボーイを呼んでその原稿いっさいを紙包みにしてひもで縛らせ、それを領事に手渡しした。
寺田寅彦 B教授の死 青空文庫
」カムパネルラが、不思議そうに立ちどまって、岩から黒い細長いさきの尖ったくるみの実のようなものをひろいました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
「おや、変なものがあるよ」カムパネルラが、不思議そうに立ちどまって、岩から黒い細長いさきのとがったくるみの実のようなものをひろいました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
「ね、そうでしょう」鳥捕りは風呂敷を重ねて、またくるくると包んで紐でくくりました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
作例 · 標準
漁師は船の上に立ち、獲物のかかった網を力強くたぐり寄せた。
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彼女は緩んだ着物の袖をたぐると、家事に取りかかるために襷(たすき)をかけた。
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記憶の糸を一つずつたぐっていくうちに、忘れていた幼い頃の光景が蘇った。
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