運動感覚
うんどうかんかく
名詞
標準
kinesthesia
文例 · 用例
此奴足もない、眼もないものではあるが、蝦や蟹が如何に運動感覚の器官が発達していても、この場所ではこれと競争は出来ぬ。
— 伊波普猷 『進化論より見たる沖縄の廃藩置県』 青空文庫
心理学者のいうように、我々が運動を意志するにはただ過去の記憶を想起すれば足りる、即ちこれに注意を向けさえすればよい、運動は自らこれに伴うのである、而してこの運動その者も純粋経験より見れば運動感覚の連続にすぎない。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
之によれば空間表象という何か特別な感覚内容があるというのであって、それは或る特殊の感覚――運動感覚――が有つ性質だと考える。
— 戸坂潤 『現代唯物論講話』 青空文庫
時間表象に於ては運動感覚が触覚と結び付いていない、又は結び付いていても、その触覚は運動感覚が変化しても変化しない。
— 戸坂潤 『現代唯物論講話』 青空文庫
之に反して空間表象に於ては、運動感覚が必ず触覚に結び付いており、運動感覚が変化すると共に変化する。
— 戸坂潤 『現代唯物論講話』 青空文庫
それは触覚だけでなくて運動感覚にも訴える美しさであった。
— 江戸川乱歩 『悪霊物語』 青空文庫
そして、「触感」にも架空の距離、手や他の体の部分の運動感覚中に存在する距離を残す。
— A Treatise of Human Nature 『人間本性論(人性論)』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
運動感覚 とは、運動によって起こる感覚で、身体の動きや位置に関する感覚。
出典: 運動感覚 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0