七度
ななたび異読 しちど
名詞
標準
seven times
文例 · 用例
「極暑九十七度九分、山々に未だ雪あるに呆れ候、一昨夕、稀なる夕映、望遠鏡にて西山一帯を眺めいたるところ、駒ヶ岳の絶巓、地蔵の頭、間の岳、農鳥の絶頂なる、各三角測量標を、歴々と発見いたし候」(七月十八日)、この時の感じは、何だか自分が観て、N君に知らせているような気がした。
— 小島烏水 『雪の白峰』 青空文庫
二坪にも足らない小池のまわり、七度も八度も提灯を照らし回って、くまなく見回したけれども、下駄も浮いていず、そのほか亡き人の物らしいもの何一つ見当たらない。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
その結果は却つて遺族の敵愾心を挑發し、子の正行をして「七度生れて尊氏の首を斬らん」と叫ばせたが、尊氏がもしそれを聞いたら、人生孤獨の感を深くし、一層寂しく暗然としたことだらう。
— 萩原朔太郎 『足利尊氏』 青空文庫
氷点以下七度、十一度、十五度、そして、ついに二十度以下にさがってしまった。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
庚申歳に七度はた五つ、 庚の申を重ぬれば、稔らぬ秋を恐みて、 家長ら塚を理めにき。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
人、七度の七十倍ほどだまされてからでなければ、まことの愛の微光をさぐり当て得ぬ。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
神の子は弟子たちに「七度の七十倍ゆるせ」と教えた。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
しかし、私たちには、七度でさえ、どうであろうか。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
作例 · 標準
彼は七度も同じ間違いを繰り返し、ついに叱られた。
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「七度尋ねて人を疑え」という言葉を胸に、慎重に捜査を進めた。
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このお店には七度も来ているけど、毎回新しい発見があるんだ。
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標準
seventh (interval)
作例 · 標準
この曲のメロディは、主音から七度の音程で始まる。
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彼は、耳にした音の音程を正確に七度まで聞き分けられる。
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「この和音、七度の響きが独特で美しいね」と、音楽仲間が言った。
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