知るか
しるか
表現
標準
I don't care
文例 · 用例
も一歩進んで言へば君ほど日本語にかげと深さを注意したものは私の知るかぎりでは今までには無かつた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
悪左衛門をはじめ夥間一統、すなわちその人間の瞬く間を世界とする――瞬くという一秒時には、日輪の光によって、御身等が顔容、衣服の一切、睫毛までも写し取らせて、御身等その生命の終る後、幾百年にも活けるがごとく伝えらるる長い時間のあるを知るか。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
そこでは文明のふしぎなる幻燈機械や天體旅行の奇妙なる見世物をのぞき歩くさうして西暦千八百十年頃の 佛國巴里市を見せるパノラマ館の裏口から人の知らない祕密の拔穴「時」の胎内へもぐり込んだああ この逃亡をだれが知るか?
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
だれがそれを知るか。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
ああ、だれがその悲哀を知るか!
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
めいりいごうらうんど、靈性木馬のうへのさんちまんたりずむをきみは知るか。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
君はこの言葉のもつ底氣味の惡い微笑を知るか。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
つくづくその世界の有為転変を知るかの女は、世間の風聞にもはや動かされなくなっているにしても、しかし、それを通じて風浪の荒い航行中に、少くともかの女のむす子は舵を正しく執りつつあるのを見て取った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
作例 · 標準
「そんなこと、俺が知るか!」と彼は怒って言い放った。
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上司の愚痴を聞かされて、「知るかよ」と心の中でつぶやいた。
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彼は自分のことしか考えておらず、他人の問題など知るか、という態度だった。
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