舁き上げる
かきあげる
動詞-一段
標準
to shoulder (palanquin)
文例 · 用例
生意気なこと考えたので、ひとりで顔があかくなって来て、私は、濡れた手で髪をかきあげる。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
(五平と寅蔵も手伝いて、おいよの死骸をかきあげる。
— ――Were-Wolf―― 『人狼』 青空文庫
(六郎兵衞は先に立ち、助八と雲哲は彦三郎をのせたる駕籠をかきあげると、雲哲は又よろける。
— 岡本綺堂 『權三と助十』 青空文庫
額に垂れた髪をかきあげるたび、その手で髪の毛をむしる癖。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
服の着方、釦のはめ方、ネクタイの結び方、片手で乱れ髪をかきあげる癖まで……そして和服の時には、襟を合せる様子から、帯を結ぶ手付まで……其他無数の細かい事柄。
— 豊島与志雄 『女人禁制』 青空文庫
腕に買物籠をひっかけたエレーナは、信吉を見ると、後れ毛をかきあげるような風をして持ち前のカサカサ声で挨拶した。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
みんなうつ向いて、サイは何ということなし散っていない後れ毛をかきあげるような動作をした。
— 宮本百合子 『三月の第四日曜』 青空文庫
と、すこし離れている、ぼくにさえ聞えるほどの激しい動悸、粒々の汗が、小麦色に陽焼けした、豊かな頬を滴り、黒いリボンで結んだ、髪の乱れが、頸すじに、汗に濡れ、纏りついているのを、無造作にかきあげる。
— 田中英光 『オリンポスの果実』 青空文庫
作例 · 標準
祭りの本番、若者たちが力を合わせて神輿を力強く舁き上げた。
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「よいしょ、よいしょ!」掛け声とともに、重い神輿を皆で舁き上げるのは大変な重労働だが、達成感がある。
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ああ、腰が痛い!でも、この神輿を無事に舁き上げるまで頑張らないと。
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