将臭
しょうしゅう
名詞
標準
文例 · 用例
女将と云ふのは少しも女将臭くない。
— 死線を越えて 『死線を越えて』 青空文庫
女ばかりの一と世帶――と言つたつて、羅生門河岸の青大將臭せえのとは違つて、大年増から中年増、新造から小娘まで揃ひも揃つたり、箱から出し立ての、雁皮を脱がせたばかりと言つた、樟腦臭い綺麗首が六人」 八五郎は大きく身振りをして、八つ手の葉つぱのやうな左の掌へ、右手の人差指を一本添へてニヤニヤするのです。
— 女護の島異變 『錢形平次捕物控』 青空文庫
その代り羅生門河岸へ行くと、青大將臭いのが五、六人首つ玉に噛りつく」 八五郎はそんな打ち壞しな事を言つて、あまり持てさうもない、長い顎を撫で廻すのでした。
— 影法師 『錢形平次捕物控』 青空文庫