集り
たかり
名詞
標準
extortion
文例 · 用例
それから二※月くらゐして、やつぱりその同人の集りのあとで、谷君他三人ばかりが、円タクの中からオイデオイデをするから行つてみると、これから牧野さんを誘ひ出しに行くから乗れといふのである。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
文士の集りに於て、いかに相手にうまく取入るかといふこと以外に、果して何があるか?
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
みんな下層民の寄り集りぢやあないか。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
一分間の閑も惜しく、タイムイズマネーで忙がしく市中を馳け廻つてる大阪人が、かうした東京の喫茶店風景を見て、いかにも閑人の寄り集りのやうに思ひ、むしろ不可思議に思ふのは当然である。
— 萩原朔太郎 『喫茶店にて』 青空文庫
今日は彼岸にや本堂に人|数多集りて和尚の称名の声いつもよりは高らかなるなど寺の内も今日は何となく賑やかなり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
或日、例のサン・ドニの門の裏町のキャフェで彼等の集りがあった。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
すると渡月橋上下六町の間、殺生禁断になっている川中では、平常から集り棲んでいた魚類が寄って来て生飯を喰べます。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
またすぐ眼の下のまちまでがやっぱりぼんやりしたたくさんの星の集りか一つの大きなけむりかのやうに見えるやうに思ひました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
標準
extortionist