要黐
かなめもち異読 カナメモチ
名詞
標準
Japanese photinia (Photinia glabra)
文例 · 用例
当時わたくしは名古屋の閑所に住み、その庭のかなめもちとどうだんの葉をていねいに写生した。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
もちのうちではかなめもちが其葉の色が一番美しい。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
今も勤先の窓の前に幹の繁いかなめもちが一本有る。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
春にして細葉冬青の枯葉の 色紅く音も無く散りゆくは 秋の落葉に比して さみしきかなや、ひとしほ * 草の芽に落葉や雨のしめやかさとは大正十五年の春、名古屋のかなめもちを見て作つた詩である。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
やまざくらのように緑色の若葉をもつもの、生け垣に多いかなめもちのように紅色のうつくしい若芽をもつものもあり、またまつは緑の針を出して一二年も持ちこたへた古い葉を少しづゝ替へていきます。
— 本多靜六 『森林と樹木と動物』 青空文庫
作例 · 標準
お隣の家との境には、目隠しとして成長の早い要黐を植えることに決めた。
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要黐の生け垣をバリカンで刈り揃えると、庭全体がパッと明るくなったようだ。
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冬の寒さに耐える要黐の葉は、厚みがあってプラスチックのような独特の光沢がある。
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「要黐にアブラムシがついちゃったから、明日にでも薬をまかないとね。」
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