野鶴
やかく
名詞
標準
文例 · 用例
四つの都松竹映画大船作品演出 川島雄三人物――中瀬古庄造庄平寿子矢野鶴三葉子新吉健介小谷初枝辻節子尾形清子蜂谷十吉夜店出しのおっさん船山上等兵江藤医学士大雅堂主人標札屋の老人他に、国民学校訓導、看護婦、子供達。
— 織田作之助 『四つの都』 青空文庫
「野鶴」に於いても「装飾風のやり方では止むを得ないが――」といふその「止むを得ない」部分は実は作者の意図があると見ていゝだらう。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
そして十幾ヶ月の間閑雲野鶴を友として暮したが、五年以前の秋、思立つて都門の客となり、さる高名な歴史家の書生となつた。
— 石川啄木 『葬列』 青空文庫
其七 孤雲野鶴を見て別天地に逍遙するは詩人の至快なり。
— 北村透谷 『山庵雑記』 青空文庫
蓋し彼は其生涯の後年に於てこそ所謂閑雲野鶴、頗る不覊自由の人とはなりたるなれ当時に在りては猶純乎たる封建武士の子たりし也。
— 山路愛山 『頼襄を論ず』 青空文庫
野鶴敢期居班ニ居ルヲ〕の如き句がある。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
昂然野鶴出羣ヲ出ヅ/除詔ヲ乞ヒシ僧文覚ヲ非ケバ/千歳寥寥トシテ独リ君有ルノミ〕の絶句を賦した。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
「僕は狐雲野鶴だ、どこときまった所はないが、君と別れた後も幸に頑健だったよ。
— 蒲松齢 『成仙』 青空文庫