降りみ降らずみ
ふりみふらずみ
表現
標準
raining on and off
文例 · 用例
六 小田原は街まで長い其入口まで來ると細雨が降りだしたが、それも降りみ降らずみたいした事もなく人車鐵道の發車點へ着いたのが午後の何時。
— 国木田独歩 『湯ヶ原ゆき』 青空文庫
九月七日――「昨日も今日も南風強く吹き雲を送りつ雲を払いつ、雨降りみ降らずみ、日光雲間をもるるとき林影一時に煌めく、――」 これが今の武蔵野の秋の初めである。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
翌日一日滯在、降りみ降らずみの雨間に出でて辨天橋といふあたりを散歩した。
— 若山牧水 『鳳來寺紀行』 青空文庫
玉虫 降りみ降らずみはこの頃の習い、さしたる雨でもござりませぬ。
— 岡本綺堂 『平家蟹』 青空文庫
2 出るといっしょのように、ポツリ、ポツリと、えり首を見舞ったものは、このごろの青葉どきにはつきものである降りみ降らずみのさみだれです。
— 京人形大尽 『右門捕物帖』 青空文庫
4 しかし、翌朝はきのうと反対に、降りみ降らずみのぬか雨で、また返り梅雨の空もようでした。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
即ち五月の初旬、所謂る降りみ降らずみ五月雨の晴間なき夕、所用あって赤阪辺まで出向き、その帰途に葵阪へ差掛ると、生憎に雨は烈しくなった。
— 岡本綺堂 『河童小僧』 青空文庫
四日目は降りみ降らずみ。
— 石川啄木 『天鵞絨』 青空文庫
作例 · 標準
今日は一日中、降りみ降らずみのぐずついた天気で、洗濯物を外に干せなかった。
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山の天気は変わりやすく、さっきまで晴れていたのに降りみ降らずみになってきた。
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「降りみ降らずみだから、出かけるなら折り畳み傘を持って行った方がいいわよ。」
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