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磯浜

いそはま
名詞
1
標準
pebbly beach
文例 · 用例
―― 磯浜へ上って来て、巌の根松の日蔭に集り、ビイル、煎餅の飲食するのは、羨しくも何ともないでしゅ。
泉鏡花 貝の穴に河童の居る事 青空文庫
磯浜かけて風騒ぎ波おとなふがごと、泣けよ。
上田敏 海潮音 青空文庫
あの磯浜の砂粒にもたとふべき小さな種子にもせよ、その生命をいたはり、羽含み育て、朝に夕に、その伸びゆく姿を見るほど、世の中に心清くも、頼もしく、また愛を感じさせられるものはないからである。
薄田泣菫 独楽園 青空文庫
松万と共に磯浜に行、鰺網を見る。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
祇園橋を渡って、磯浜の方へ――右手は低い土堤であった。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
磯浜の反射炉、大砲、紡績機、硝子製造、これら悉く、財力と、智力と、衆力と、決して、わし一人の力で出来たものではない。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
才助が、その後姿へ「もう、お前らは、対手にしないぞ」「相手は、天下だ」「徳川だ」「異国だ」 立っている堀の石垣の上から、鹿児島の町は、磯浜の方へ、低く、充満して、連なっていた。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
左の方には、同じように石垣際に、一かたまりとなって、内部へ入れない軽輩が――それから、その人々の心の中には、斉彬の心が、いっぱいに―― 吉之助は、磯浜を見、右を見、左を見て、赤い眼に、又涙をためた。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
作例 · 標準
波によって丸く磨かれた石が敷き詰められた磯浜は、独特の風情がある。
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磯浜の潮だまりには、多様な海洋生物が生息しており、観察の宝庫となっている。
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夏のバカンスで、家族みんなで石拾いを楽しんだ磯浜は、今も鮮明に記憶に残っている。
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近年、温暖化の影響で海面上昇が進み、かつて広かった砂浜が失われ、磯浜へと変化する海岸が増えている。
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