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海賊王

かいぞくおう
名詞
1
標準
pirate king
文例 · 用例
そのあとで老人は二少年から問われるままに、海賊王デルマがこしらえた黄金メダルの二片について、彼の知っているだけの秘話を月明の下で物語った。
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――この黄金メダルは二つの破片より成るものにして、スペインの海賊王デルマが死の床において、彼の部下のうち最も有力なるオクタンと(ヘザ)ールとに各々一片ずつを与え(たる)ものなりと伝う。
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――因に海賊王デルマは、かつて日本にも上陸したることありと伝う。
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今までは、一片の屑金にすぎないではないかと軽く見ていたが、こうしていわれ因縁を聞くと、海賊王デルマの死霊が籠っているように気味のわるい品物に思えた。
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ふたつにわれた黄金メダルや、スペインの海賊王や、さてはまた、かくされた大宝物について、ふしぎな夢をみていた春木少年は、ふいにはッと眼をさました。
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まあ聞け、机博士、そのわけをいま話してやろう」 四馬剣尺はゆらりと椅子から乗りだすと、「貴様も知ってのとおり、あのメダルは、海賊王デルマが、埋めた財宝のありかをしるして二つにわり、ひとつをオクタン、ひとつをヘザールというふたりの部下に譲ったのだ。
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ところで、海賊王デルマにはもう一人、ツクーワという部下がおったが、こいつは肚黒いやつで、デルマを裏切ったことがあるので、放逐されて宝のわけまえにあずからなかった。
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海賊王デルマが、淡路島に根拠地をおいていたということは、古い文献にも残っています。
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