受取書
うけとりしょ
名詞
標準
receipt (document)
文例 · 用例
中を開けると、母が下谷で雛妓をしていたのを父に受出された時分の身じまいの証文、その披露に仲間のお雛妓さんたちを都鳥という鳥料理へ招いて饗応したその勘定の受取書、花柳界へ披露に配った配りものゝ勘定受取書、お雛妓時代の写真、これらが一包になっていました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
まことに本家だけあって、三重県の御方々には格別の智恵がある、和歌山県に行なわるる合祀の弊害はことごとく生川氏の指摘せるところに異ならぬが、神職の俸給を割引して受取書を偽造させるようなものは、いまだ和歌山県に聞き及ばず。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
源造は世にも不しだらな放蕩者ではあるが、その為替の受取書で見ると一通りは忠実な亭主であつた。
— 牧野信一 『老猾抄』 青空文庫
當時の宿泊料の受取書の余の手許に殘れるものを見るに、僅々二十錢也。
— 大町桂月 『北條より一ノ宮へ』 青空文庫
しかも、受取書が葬式道具じゃねえか。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
古証文、手紙の断片、種々の受取書、いろんな日付や品物の覚え書、そうしたつまらない反故るいの中から、作中人物の実生活を探り出そうとしていた。
— 豊島与志雄 『十一谷義三郎を語る』 青空文庫
種々の記録や口碑よりも、一寸した受取書や走り書の断片などが、お吉の生活の面貌をより多く伝えてくれたそうである。
— 豊島与志雄 『話の屑籠』 青空文庫
手形、証文、受取書にこれを用いず。
— 福沢諭吉 『小学教育の事』 青空文庫
作例 · 標準
支払いと引き換えに受取書を発行してもらう。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
経費精算のために受取書を大切に保管する。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
「こちらが今回の家賃の受取書です」と大家から渡された。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview