注意書
ちゅういしょ
名詞
標準
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文例 · 用例
水はきれいで薄曇りの空を逆に映して居り、堀の縁には桜の若木が並木に植付けてあって、青年団の名で注意書きの高札が立っていた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
それはあやつり人形と同じような仕掛で、何本かの鎖が下に垂れていて、それを滑車とハンドルのついた巻取車で巻いたり、くり出したりすればいいので、この鎖はマストの中を通って艇内へ入れるようにと注意書きがしてあった。
— 海野十三 『恐龍艇の冒険』 青空文庫
そして金属球の扉Aの中にあった注意書のとおり、その底をやぶって電気のプラグを出し、それに指定どおりの交流電気を送りこんだ。
— 海野十三 『三十年後の東京』 青空文庫
もし誰か序文を書くなり、簡単でも注意書きでも付す必要のある場合には、三二年テーゼを充分読まれることはもちろん、特にクーシネンの『日本帝国主義と日本革命の性質』(『インタ』昨年十月号所載)の一〇三ページ上段以下、とりわけ一〇三ページと一〇六ページとに注意して読まれることを希望します。
— 一九三三年三月十三日 『加藤正宛書簡』 青空文庫
でその愉快さはどこから来るかと云えば、一つは小説のように地の文がないと云うこと、勿論ト書があるけれどもあれはほんの人物の動作とか、言葉の調子とか特種な表情とか、そう云った僅かな注意書で、小説の地の文見たいに重要な役目をするものでなく従属的なものでしょう。
— 豊島与志雄 『戯曲を書く私の心持』 青空文庫
またその紳士は夫人の自筆の受取を渡さなければならぬ、といふ注意書が添へてあつた。
— スティーヴンスン 『帽子箱の話』 青空文庫
その封筒上には、僕の名前がちゃんと記されており、そして注意書きとして「この手紙は明日午後七時開け」と書いてあったのだ。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
汽車の切符売場などで「左から順に」といふ注意書が出てゐるにもかかはらず、左側に列を作つてゐる人間を尻眼にかけて、図々しく右から手を出すやつがゐても、それを誰もなんとも云はぬのが普通である。
— 岸田國士 『「現代風俗」はしがき』 青空文庫
作例 · 標準
説明書に書かれた注意書を無視して使ったため、故障してしまった。
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この薬は、注意書をよく読んで用法・用量を守ってください。
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危険な場所には必ず赤い字で注意書が掲示されている。
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