蹌踉き歩く
よろめきあるく
動詞
標準
文例 · 用例
駄馬が、ちゃんちゃんと頸の鈴ならして震えながら、よろめき歩くのに適した町だ。
— 太宰治 『八十八夜』 青空文庫
彷徨いよろめき歩くにも似ず、彼の歩き方は速かった。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
血の気を失つたエリザのよろめき歩く姿を、人々は、眼を曇らせながら眺めてゐます。
— 岸田國士 『けむり(ラヂオ物語)』 青空文庫
少年は、夢中になって、広い料理場の中を酔ったようによろめき歩くのでした。
— 月光曲 『キャラコさん』 青空文庫
ヨーロッパもその通り、よろめき歩く死一歩手前の老人の多いのに驚かされた。
— 北大路魯山人 『美食多産期の腹構え』 青空文庫
分別ありげな団長の春木もと侯爵夫人さえ、うろうろと死人のそばをよろめき歩くばかりで、なんの知恵も浮かばぬ様子であった。
— 江戸川乱歩 『影男』 青空文庫