襤褸い
ぼろい異読 ボロい
形容詞
標準
worn-out
文例 · 用例
吾平爺の場合はその日まで一度も医師の診断を受けていなかったのだから、したがってなんらの消毒法をも施されていなかったので、その死体の周りの襤褸いっさいもまたことごとく死体とともに焼き捨てられることになった。
— 佐左木俊郎 『或る嬰児殺しの動機』 青空文庫
昼は屑屋、夜は易者で、どちらももとの掛からぬぼろい商売だと言ってみたところで、いずれは一銭二銭の細かい勘定の商売だ。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
フズーズボンチとちがうわい」 次郎はさっきと同じように、弟を叱りつけたが、ふと溜息をつくと、「――しかし、三郎公、どう考えても掏摸テぼろいな。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
」「うまいこと逃げてくれたら、ええのになア」「うん」「しかし、兄ちゃん、掏摸テぼろい商売やけど、怖いなア。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
とお君がきくと仲人は、電球の切れたのおまっしゃろ、あれを一個一厘で買うて来て、つぶして、口金の真鑄や硝子を取って売る商売だす、ぼろいいうこっちゃ。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
しかし、ぼろいのは、当時のタングステン電球の中には小量の白金が使用されているのがあり、電球一万個に一匁五分見当の白金がとれるからである。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
最初、分解して口金とガラスだけをとっていたので余りぼろいもうけにならなかったが、ふと白金の使用されていることを知り、苦心してそれを分離する方法を発見した。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
新米の間は、古新聞、ボロ布の類を専門にしていたので、ぼろい儲けもなかったが、その代り、損もなかった。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
作例 · 標準
この革靴はもうぼろいけど、履き慣れているから手放せない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ぼろい家だけど、家族との思い出がたくさん詰まっている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
長年愛用したリュックが、ついにぼろくなってきた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash