快笑
かいしょう
名詞
標準
文例 · 用例
大乗哲学そのものが、健康ですし、自由ですし」 すると老紳士は、幼年生に巧みにいい返された先生といった快笑を顔中に漲らせて、頭を掻いた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
話のうちに氏が時々立てる昔のままの豪快笑いが変り果てた現在の氏の異形から出て来るのが一種|妖怪的な傷ましさを葉子に感じさせた。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
」融は声を出して快笑つた。
— 徳田秋聲 『歯痛』 青空文庫
堂々たるその勇姿、絶倫の性慾、全身の膨脹、悪戦苦闘の恐るべき忿怒相と残虐性|亢奮とは今や去って、傲然たる王者の勝利感と大威力とに哄笑し快笑し、三度また頭を高く、激しくうち振った。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
冬の初め私は堀辰雄と二人で、築地の病院に彼をたずねたが元気で煙草を喫み、例の快笑は病室にひびいていたくらいである。
— 室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』 青空文庫
予は、君の忠節はよく知っておるが、君の噴血をながめて快笑しようとは思わぬ。
— 草莽の巻 『三国志』 青空文庫
曹操は、快笑して、「笑止や。
— 草莽の巻 『三国志』 青空文庫
歓語快笑のうちに宴はすすみ、その中でまた、「いかにして、呂布を生虜るべきか?
— 草莽の巻 『三国志』 青空文庫