秋の色
あきのいろ
名詞
標準
autumnal tints
文例 · 用例
窓の外には更に清く澄み切つた空の光の下に、武藏野の秋の色の複雜な旋律とハーモニーが流れて行つた。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
小川の岸に茂る色々の灌木はみんなさま/″\の秋の色彩に染められて居た。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
西鶴は頬の色の「薄花桜」であることを重要視しているが、「いき」な頬は吉井勇が「うつくしき女なれども小夜子はも凄艶なれば秋にたとへむ」といっているような秋の色を帯びる傾向をもっている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
窓の外にはさらに清く澄みきった空の光の下に、武蔵野の秋の色の複雑な旋律とハーモニーが流れて行った。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
小川の岸に茂るいろいろの灌木はみんなさまざまの秋の色彩に染められていた。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
熱くもあり蚊もいるが、夜はさすがにあらそわれない秋の色だ。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
階前の薔薇の花が少し咲きかけた初夏の庭のながめには濃厚な春秋の色彩以上のものがあった。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
江戸じゅうの混雑を一つに集めたかと思われるような両国にも、暮れゆく秋の色と匂いとが漲っているように見えるのが、このごろの薄寒い朝の景色であった。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
作例 · 標準
健康的な食生活を心がけることが大事。
運動習慣は体の健康に直結する。
医学的な知見に基づいた治療を受ける。
健康診断の結果は良好だった。