捥ぐ
もぐ
動詞-五段-ガ行動詞-他動詞頻度ランク #32923 · 青空 0 例
標準
to pluck (esp. by twisting from a tree)
文例 · 用例
私はそのスリツパをはいて、二階の廊下を懷手して、ぶらぶら歩き、ときどき富士を不機嫌さうに眺めて、やがて部屋へはひつて、こたつにもぐつて、何もしない。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
そのうち子供は、炬燵にもぐり込んで転寝をしている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
しかるにその同じ家郷を、ひとえに時間の所在に求めて、追懐のノスタルジアに耽った蕪村は、いつも冬の炬燵にもぐり込んで、炭団法師と共に丸くなって暮していた。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
しかしどうも、あの爪の生えたぶざいくな手で水を掻き、海底深くもぐつて行くのは、不自然のやうに思はれる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
私は陸にもかうして上つて來れるし、また海の底へも、もぐつて行けるから、兩方の暮しを比較して眺める事が出來るのだが、どうも、陸上の生活は騷がしい。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
いくら暑いからって、そんな処へもぐり込む奴があるもんかい。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
日頃健啖なのに、下の女の児は一杯食つた切りで、「御馳走様」と云つて、サッサと寝床にもぐり込んだ。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
しかし蚊に責められるのはそれ以上に嫌いだから仕方なしに毎晩このいやな蚊帳へもぐり込んで我慢している、そしてもう少し暑苦しくない心持のよい蚊帳が出来ぬだろうかと思う。
— 寺田寅彦 『蚊帳の研究』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、枝から最も熟した果実をもいだ。
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子供たちは、祖母の庭の茂みからベリーをもぐのが好きでした。
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彼女は、記念品として押し花にするために、いくつかの葉をもいだ。
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