叫びだす
さけびだす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
標準
to let out a cry
文例 · 用例
なにかしら凡太郎が、第一に叫びだす言葉によつて、凡太郎の運命の決まつてしまふやうな、その吉凶を占ふ父親の態度でそれを期待した。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
それは樹木がさかさまに突立ち、石が割れて叫びだすというような風景ではなかった。
— 原民喜 『死のなかの風景』 青空文庫
」 私は、肩によりかかって顔を伏せてる宮崎が、泣きだすか叫びだすかしやしないかと、少々もてあましていたが、宮崎はすぐ身を起して、酒を飲み出したので、助った気がした。
— 豊島与志雄 『別れの辞』 青空文庫
酒とでも云おうものなら、とたんにぱりぱり叫びだすのである。
— 山本周五郎 『おれの女房』 青空文庫
「どうしたんだ」「遺恨か、喧嘩か」口々に叫びだすのへ、秀之進は相手へ切尖をつけたまま答えた。
— 山本周五郎 『新潮記』 青空文庫
けれども「姉のたましい」などと叫びだすほど、お梶を愛していたことはなかった。
— 山本周五郎 『滝口』 青空文庫
それがちょうど針で刺されるように感じられたので、あたしは却って叫びだすのを抑えることができたのだ。
— 山本周五郎 『五瓣の椿』 青空文庫
しかし、彼が叫びだすより先に、お豊がはね起きて「平手さん」と呼びかけ、片手で幹太郎の袂をつかんだ。
— 山本周五郎 『花も刀も』 青空文庫
作例 · 標準
驚きのあまり、彼女は思わず叫びだした。
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子供が突然転んで、痛みに叫びだした。
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あまりの感動に、観客たちは一斉に叫びだした。
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