苑囿
えんゆう
名詞
標準
文例 · 用例
あめ色の地に、橄欖(オリワ)の如く緑なる色の雲あるをば、樂土の苑囿に湧き出でたる山かと疑ひぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
右手なる岸の全景は、空想のセミラミスや築き起しゝ、唯だ是れ一大|苑囿の波上に浮べる如くなり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
霊の放ち鳥漢土の天子諸侯の生活には、林池・苑囿を荘厳するのが、一つの要件であつた。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
一體に左街には宮殿や苑囿が多く、又勳貴官吏らの邸宅多くて淋しい。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫