くだくだ
くだくだ
副詞-と
標準
tediously
文例 · 用例
そうして不思議にもそれが普通のありふれた作物のように、くだくだしくならないのです。
— 夏目漱石 『木下杢太郎著『唐草表紙』序』 青空文庫
以上くだくだしく述べて来たが、考へてみると、津軽といふのは、日本全国から見てまことに渺たる存在である。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
そんなことはくだくだしく申上げるまでもありませんが、それから又ふた月ほども過ぎた後に、松島さんがお母さん同道でたずねて来て、思いもよらない話を持出しました。
— 岡本綺堂 『鰻に呪われた男』 青空文庫
いや、こんなことはくだくだしく申上げるまでもありませぬ。
— 岡本綺堂 『くろん坊』 青空文庫
この以上にわたしのくだくだしい説明を加えないでも、江戸時代における木曾路のすがたは大抵想像されるであろう。
— 岡本綺堂 『鼠』 青空文庫
尚数々申上度存候事は胸一杯にて、此胸の内には申上度事の外は何も無御座候へば、書くとも書くとも尽き申間敷、殊に拙き筆に候へば、よしなき事のみくだくだしく相成候ていくらも、大切の事をば書洩し候が思残に御座候。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
本篇を読む方々に断わり置くは、猪の事を話すに一々家猪、野猪を別つはくだくだしいが、特に野猪と書いた場合はイノシシに限り、単に猪と書いたのは家猪野猪を並称し、もしくはいずれとも分らぬを原文のまま採ったのである。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
そして百合さん、たとへこの手紙が書置の形式をなすとしても、敢て告別の言葉をこゝにくだくだしく書き遺しますまいね。
— 水野仙子 『響』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつもくだくだと長い話をするので、聞くのが苦痛だ。
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同じことをくだくだと何度も説明されて、うんざりした。
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彼女は不満をくだくだと話し続けた。
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