迂叟
うそう
代名詞
標準
I
文例 · 用例
そうして自分の実際の身長よりも二寸くらい低く言うそうである。
— 太宰治 『男女川と羽左衛門』 青空文庫
附け鬚模様の銀|鍍金の楯があなたによく似合うそうですよ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
日本人が西洋の楽器を取ってならす事はならすが音楽にならぬと云うのはつまり弾手の情が単調で狂すると云う事がないからで、西洋の名手とまで行かぬ人でも楽の大切な面白い所へくると一切夢中になってしまうそうだ。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
もうそう時々帰って来るには及ばぬ……とカンカン。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
翌朝例の通り、人夫を※って、西山峠を越えた、妙法寺の裏から、去年とは違った道――北海とも、柳川通りともいうそうだ――を登った、そうしてデッチョウの茶屋の前で、去年の登り道と一ツに合った。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
ここを「捩じれ窪」というそうだ。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
前の峰からは、大残雪が横尾の谷へと白く走っている、御幣岳からずり下りに、梓川の方へと立て廻わす大岩壁は、屏風岩とも、仙人岩とも言うそうで、削ったようなのが、大手をひろげて立ち塞がっている、東の空にピラミッド形をしてそそり立っているのは、常念岳らしい。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
ここでしばらく飼うと脂気が抜けてしまうそうで、そのさっぱりした味がこの土地に相応しいような気もした。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
作例 · 標準
例句